従来のレセプター・プロトコルでは、その結果として得られるラジオアクティブ・リガンドのバインディングはレセプターサイドで生じていた物を示す事が出来た程度で、バインディングのクオリティについてはよくわかっていませんでした。
スーパーフュージョン・システムは、他の実験方法とは違って一つの検体で一つの状況を検知するだけでなく、単一の検体で、複数の変化をみることが出来ます。
スーパーフュージョン・システムの技術は研究者の方に、良いバインディングか悪いバインディングかを化学的又は電気的刺激をとおしてふるい分け、良いバインディングに付いて、より深い研究をリザーブ出来ます。 他のレセプター・プロトコルと合わせて使用した場合、スーパーフュージョンはニューロトランスミッタ及び、セカンド・メッセンジャの二次作用を完全に測定できます。
独特のマルチチャンネル設計をもつスーパーフュージョン・システムは同時に6~20サンプル(4機種)を6種類の異なる試薬の灌流をおこない、その順番も指定出来、そして一つ一つの組織で20個別々の放出物が収集出来ます。
試薬から放出物まで、個々のチャンネルがすべて独立絶縁されています。
本スーパーフュージョン・システムはバブリングされたバッファーを介して組織切片へ継続的にインフュージョンすることにより細胞の周囲を刺激します。(化学的刺激又は、電気的刺激)