自然環境下でのホームケージで飼育される最大16匹のマウスの行動、記憶学習行動、空間認知などを全自動測定、解析する事が可能となります。実験動物にやさしい認識チップは、長期の観察が行え、用意された様々な実験制御・データ解析プログラムで、行動科学研究をはじめておこなう研究者にも簡単に行動、学習記憶行動などを判定・評価することができる画期的な装置です。

遺伝子改変マウスの行動測定、記憶学習実験、弁別学習実験、空間認知実験など、またソーシャルビヘイビアの研究にも使うことができます。

■自然環境下でのホームケージで実験が行えます。
■一つのケージ伝では、最大16匹のマウスの行動・記憶学習・空間認知・弁別学習実験などが行えます。
■本システムには、最大8台のケージを接続でき、128匹の同時実験・解析が行えます。
■マウスにやさしい認識チップは、一ヶ月近い長期の連続測定に最適です。
■測定ケージ内のマウスは、自然環境下のもとで飼育され、オペレータフリーの状態になり、様々な外的影響をうけません。
■ケージには、４つの位置の選択肢（反応コーナー）が用意されています。
■一つの選択肢には、二つの反応(ノーズポーク)と飲水(自動シャッター付)が報酬用として、またLED表示器が条件刺激用として用意されています。
■エアーブロウが、嫌悪刺激として、各選択肢に用意されています。
■行動測定、記憶学習、弁別学習、空間認知、条件回避などのタスクがデータ収録・解析装置で管理されます。
■チューリッヒ大学での学術サポートが用意されています。