BP-2000 はラット・マウスの血圧測定のプロセスをコンピューター化した非観血式の血圧測定システムです。世界中150ヶ所以上の研究所で使用され、トランスジェニックやノックアウトマウスの研究においてスタンダートなツールとなっています。
本システムは同時に最大4匹の動物をオペレーターの仲介なしで測定可能です。
測定はコンピューターによって自動化されており、収縮期血圧、拡張期血圧、心拍数、を連続測定し、また平均やSD値等の計算も即座に行えます。
得られたデータは即時に実験、グループごとに自動分類しデータベース化されますので、結果の集計、管理等の手間を大幅に軽減することが可能です。
血圧の測定はコンピューターによる自動制御です。動物をホルダーにセットし、ソフトウェア上の計測開始ボタンを押すことにより実験者が決めたプロセスを実行します。
集録開始時に実験のグループ名や動物等の条件を登録することにより得られた結果を自動的にデータベース化します。データはいつでも呼び出すことができ、条件ごとに分類可能ですので、容易に解析を行うことができます。
1.心拍数
2.心臓収縮期血圧
3.拡張期血圧
4.各平均値、SD値(自動計算)の測定