2フォトン共焦点顕微鏡対応全自動マルチセクショニング画像収録システム TissueCyte 1400FC

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TissueVision Inc. は、世界で初めてオートマルチセクションニング、オート2フォトン共焦点顕微画像3Dファイリングを実現しました。


TissueCyte 1400FC は、例えばマウスの摘出脳を上部から、内臓される高性能スライサーで順次自動セクショニングを行い、2フォトン共焦点顕微鏡にて高倍率にて、X-Y方向に画像ファイリングします。切片厚100μm、1.4μm/ピクセルの条件の場合、全脳の詳細な画像ファイリング作業は、全自動で4時間で行えます

マウス脳による画像ファイリング時間の一例
1.4μm/ピクセルx100μm切片厚 150セクション 4hr
1.41.4μm/ピクセルx100μm切片厚 300セクション 8hr
0.35μm/ピクセルx100μm切片厚 150セクション 20hr

原理・構成図

2 Photon(STP) Tomography としてのTissueCyte1400FC には、通常のtwo-photon microscope が配置されます。共焦点顕微鏡については様々な論文に記載されていますので説明は省略します。対物レンスの配下には、専用ワークステーションで制御される高性能XYZステージが配置され、脳固定チャンバーの位置制御を行います。 Coronal に固定された脳は、上面から、最小40μm(一般的には100 μm)毎に、内臓される高性能スライサーによってセクショニングされます。セクショニング終了、電動ステージによって最初の撮像開始ポジションに顕微鏡の対物レンズ下に移動され撮像を開始します。撮像されたい解像度は対物レンズに依存されます。よって、各セクションの画像ファイリング時間は異なってきます。解像度を高めるほど時間は要します。セクション毎の画像は、2080x2080(16bitTIFF)で保存され、セクショニング+二次元的画像ファイリングの繰り返しで、標本の三次元的画像ファイリングを全自動にて行います。 TissueCyte1400FC用ワークステーションには、充実したソフトウエアが付属され、連続する二次元的ファイルは、三次元的ファイルに集約されます。研究目的によって標識ラベルされた部位は、どこの方向からも切り出しが行え、二次元のみならず、三次元的に標的物質の局在が把握すぅることができます。C:3D表示されたマウス脳を、任意の部位でカット。 コロナルセクション(GFPM, 20xObject,0.5μm XY撮像)、スケールバーは、d-e は、25μm、dの枠内は、 5μm です。
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